XPサポート終了まで後1年、一末端プログラマーが考える4つの問題点!? 【雑感】



Why Windows XP is so popular / Jimmy_Joe

最近XPのサポート終了に関する話題で盛り上がっているようですね。INASOFT 管理人のひとことでも「公開ソフトの、サポートOSの切り捨て時とは」なんてエントリーでも言及されています。

さてさて、このサポート終了についていくつか私が思うことを書いてみたいと思います。

スポンサーリンク

1.海外製品のため国内問題ではない

まず、Windowsが海外製品であるってのが問題の一つでしょうか。海外製品なんで、国内問題ではすまないかと思います。

また、世界を相手にしてるので日本の声は届きにくいってところもあるかもしれません。これは、Windowsだけの話ではなくMacやAndroid、Ubuntuも同じでしょう。

Windowsだけが、OS販売で商売できてるほぼ唯一のものになるかもしれないので、他とは事情が異なるかもしれませんが。

2.デジタルインフラを一企業が担う?

また、デジタル界のインフラの一つであるようなOSを一企業が担っているというのも問題の一つでしょうか。国が運営したり管理・影響下にあれば、社会が潤滑に動くようなんとかできそうなものですが、そうはなりません。

マイクロソフトには、株主がいますから資本主義の下で利益最大化を行うのが筋になるでしょう。

3.いつまでもサポートできない

というわけでいつまでもサポートできないってのも現状なんだと思います。おそらくこれまでの過程で、サポート料で商売する道も考えたり実行したと思うのですが、たぶんうまくいかなかった結果が、やはりバージョンアップ商法に留まっている理由でもあるかもしれません。

無論XBOX出したりSurfaceだしたり、ソフトではなくハードで売るという道も十分模索実行しているとは思いますけど、それじゃ体を保つのには不十分と。

4.デフレによる設備投資敬遠

逆に、買う側の問題点で言えば、デフレで新規投資ができないってことでしょうか。政府は必死にインフレに持っていこうとがんばってますが、まだ時間はかかることでしょう。

設備投資とは関係ない分野では、バンと政府が金を出す必要はあるかもしれません。ただ、Windowsは国内製品ではないので、経済波及効果がどれだけあるか、、、OSだけでなく、付随品もバシッと買えばそういう効果は期待できそうですけど。

5.PCの利用方法の限界

また、一般的に利用するに当たり機能的にはXPで事足りたり、XP上でのみ動作するものに投資しすぎてそれを保守するお金がなかったりでしょうか。ここらへんは経費削減目的の導入が多かったんでしょうか。

まさにデフレのたどり着いた先がこの問題なのかもしれません。(ちなみにOSの減価償却期間はどうなんでしょう?5年なんでしょうか。だとすれば、販売終了から5年サポートで十分かもしれませんね。)

あなたはどうする?

そういえば、なぜ今この話が問題になっているか、、、つまり昨年も2年後とかその前もいずれはサポート終了するとなっていたんだけど。(1年先ぐらいしかみんな見てない・想像できないってことかもしれませんね。これももしかしてデフレの影響で切羽詰ってるから?)

そういや前に「インフレ時代に突入!?その時、プログラマーならではの資産とは」なんてのを書きましたが、デフレ時代に築いた資産を早めに分投げて損切りするのもいいかもしれませんね。

経費削減ばかりのつまらない日本が早く面白いものにお金が回る状況になってほしいなと思います。(ちなみに、今日、耳鼻科行ったとき診察のPCはやっぱりXPでした。後1年はデフレ継続か!?はたまたサポートなしのノーガード戦法の永久デフレスパイラルか!?)

XPの話題は、「あなたは何に乗り換える?サポート終了まで後1年のWindows XPマシンの運命は 【雑感】 | ペンギンプレス」でも取り上げました。

スポンサーリンク
カテゴリー: 雑感   タグ: ,   この投稿のパーマリンク

コメントは受け付けていません。