日銀当座預金70兆円間近!で、本当にインフレするのか?がわからない 【雑感】



Lack of money is the root of all evil – George Bernard Shaw / artist in doing nothing

国債の利回りは予定通りに?小さくなっているようですね、今10年物で0.58%らしい、、、

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岩田日銀副総裁の目標70-80兆円にほぼ達する

日銀当座預金は、「当座預金残高は69.7兆円と過去最高更新-日銀が17日の確報発表 – Bloomberg」によると70兆円とうず高くつまれているようですね。

また、「岩田規久男教授によるインフレ率を2%にするためには(久保田 博幸) – 個人 – Yahoo!ニュース」で書かれているようにどうやら目標の70-80兆円に達しそうな勢いだ。こっからインフレ期待が起こるというのだが、どうなんだろう?

そして、「黒田日銀総裁「物価上昇など市場の期待は転換しつつある」  :日本経済新聞」では、「企業収益や雇用、賃金が改善していく」と書かれている。たしかに、賃金が上がって行けばインフレになるかもしれない、、、

期待インフレ率の動きが止まりつつある?

今のところBEIを見た感じ(BEIの推移 | 日本相互証券株式会社)単に消費税分がインフレ率として計算されているかのような感じもする。

ニュースでは、「消費増税、状況次第では先延ばしもあり得る=財務相 | Reuters」ということで先延ばしするのでは?という可能性も。BEIはこれを織り込み済みなのかどうかはよくわからないが。

マネタリーベースは2倍になるがそのほとんどが日銀当座預金に

マネタリーベースは最終的には「日銀:長期国債購入を月7兆円強に、マネタリーベースが新目標 (3) – Bloomberg」によると270兆円になるらしいのだが、「黒田日銀の異次元緩和「マネタリーベース2倍増」に対する疑問 | ホンネの資産運用セミナー」によるとそのほとんどが当座預金になるらしい。やっぱり、実態経済とどうリンクすのかがわからない。

つみあがった当座預金がこれだけのデフレ圧力の中、賃金を上げる?うーん、風が吹けば桶屋が儲かるみたいな話なんだろうか。

無論、国債すりまくって全部政府が使いまくるならインフレになるのもわかるのだけど。一応「東京新聞:最大規模の暫定予算案 50日間13兆円、政府決定:経済(TOKYO Web)」な感じでアクセルはふかしてるようだ。でも、どっかの誰かは財政再建だとか財政規律だかうるさく言っているようだけど。

アベノミクスの仕組み

一応「アベノミクスがまだわからない人へ|高橋洋一の俗論を撃つ!|ダイヤモンド・オンライン」で仕組みが書かれている。株高で消費が増え、円安で輸出が増え、金利が下がると設備投資が増えるらしい。

そこまで納得したとして、で賃金は???やっぱ首相がお願い?(それとも需要が供給を上回って勝手に賃金が上がり始めるとか?)

まずは、4月26日の消費者物価指数を待とう

とにもかくにも、「指標予測=3月全国コアCPIは前年比‐0.4%、4月東京都区部は‐0.4% | マネーニュース | 最新経済ニュース | Reuters」によれば、4月26日に消費者物価指数が発表されるらしいから今はそれを待とう。

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