プライマリディスクとは(2) ~ Windows エクスペリエンス インデックス 【用語解説】



60g hdd and 60g ssd / osde8info

WIN SCORE SHARE【Windows エクスペリエンス インデックスの表示・共有・比較・再計測】」でグラフ化されているWindows エクスペリエンス インデックスのプライマリディスク(プライマリハードディスク)についての解説です。。

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プライマリディスクは起動速度に直結!

ここ数年でSSDが爆発的に普及しています。

それもそのはず、プライマリディスクをSSDにしたときのOSの起動の速さは圧巻で、一度SSDを導入するともうHDDをプライマリディスクにする気はなくなってしまいます。

ちょっと用語を整理しますと、プライマリディスクというのはブートディスクのことです。

もっとわかりやすく言うと、OS、つまりWindowsやMacなどが書き込まれているディスクのことです。

パソコンが起動するときは、まず、このプライマリディスクに書き込まれているOSの情報を読み込むことで起動します。

つまり、OSが書き込まれている記憶ディスクの速度がパソコンの起動速度に直結するということです。

USBメモリの大型版であるSSDがスコアが上がる!

そこでSSDの登場です。

SSDとは超簡単に言うとUSBメモリの大型版です。

HDDは何枚もの磁気ディスクに情報を書き込んでいて、読み出すときはそのディスクから情報を読み取っているのですが、磁気ディスクを使っている都合上、ディスクの回転速度が読み取り、書き出し速度に影響してしまいます。

しかし、SSDはディスクではなく半導体の記憶媒体に直接書き込んでいるのでディスクを回転させるスピードに影響されないので非常に高速に読み書きできます。

HDDももちろん高速化を狙ってディスクの回転数を上げたり、書き込み方に工夫するなどの改良がされてきていましたが、正直なところ、それらの効果がはっきりと体感できるほどの高速化は出来ていませんでした。

しかし、SSDでははっきり体感できるほど高速です。

HDDのパソコンのようにパソコンの電源を入れて、ちょっとコーヒーをいれるなんて時間はありません。

最近は店頭にSSD搭載パソコンが体験展示されている場合もあるのでぜひ試してみるといいかと思われます。

SSDの価格もお手頃になりつつある!?

さてそんなSSDですが、弱点として容量あたりの価格が高いということがあげられます。

最近ではSSD普及当初よりも価格は下がってきていますが、まだまだといった感じで、SSDはプライマリディスク専門にしてファイルの保存は別のHDDに保存するといったハイブリット的な使い方が一般的だといえます。

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