SoundEngine 作業・録音フォルダをUSBメモリに 【やってみた】


SoundEngine Free 2.993からフォルダ設定がタブから行えるようになり簡単に変更できるようになった。これに伴い、今回は作業フォルダ及び録音フォルダをUSBメモリーに設定しSoundEngineを動作させる実験を行ってみた。

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USBメモリー

実験に使ったマシンは、私のノート。IBM Thinkpad X40。このマシンは本体内蔵のUSBポートが壊れていて使えないので、LogitecのLPM-CBUSB2HBという2ポートのUSB2.0インタフェースを指している。(このインタフェースはUSBでは信頼性が高いというNEC社製チップ使用、2ポート合計で500mAまでいける優れもの)

x40.jpg

また、USBメモリーは2つ用意してみた。

usb_memory.jpg

一つは、はるか昔に購入したBUFFALOのPetit Drive(32MB USB1.1)というもの。もう一つは、ちょっと前に購入したBUFFALOのClip Drive(256MB USB2.0)というもの。今回の実験にあたり、両方とも中身は空の状態で使うことにしてみた。

ちなみに、これらの性能をいつものようにCrystalDiskMark 1.0 RC3にて測ってみると

ということで、Petit DriveはUSB1.1の制約を受けてるかのような遅さ。

フォルダ設定

Petit Driveを作業フォルダ・録音フォルダにするには、以下のようにフォルダタブから設定する。

work_record_d.png

Clip Driveを設定するときも同様に行うことができる。

SoundEngineの動作

録音

録音に必要な転送量は、172KB/sec(0.168MB/sec)であるのでPetit Driveだとぎりぎりなのかもしれない。(遅延書き込みによりおそらくは大丈夫ではないかと思うのだが、、、)

record_d.png

開く

Petit Drive上のファイルを開いてみたもの。さすがにちょっと前のUSBメモリだけあって遅い。2分程度のファイルだが、2.73秒もかかってしまった。波形編集だとシーケンシャル読み込みの速度が速い方が有利か。

open_e.png

おまけでハードディスクでも。0.44秒とさすがに速い。

open_c.png
 

ノーマライズ

Petit Drive上を作業フォルダとしてノーマライズをかけたところ。(ファイルはハードディスク上)書き込みもまたシーケンシャル書き込みの速度に影響している。

normalize_e.png

ハードディスクはさすがに3.75秒と速い。

normalize_c.png

今回は、作業フォルダや録音フォルダをUSBメモリなどに簡単に設定できるようになったということについて書いてみたが、そのパフォーマンスやSoundEngineのポータブル使用(USBにいれて持ち歩いての使用)についてのTipsも今後書きたいところ。

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