色々な音源のオートマキシマイズ平均音量 【やってみた】


オートマキシマイズでは異なる音声ファイル同士の音量を一定に揃えたり、既にノーマライズされた音声ファイルでもさらに音量を稼ぐ事ができるSoundEngineの目玉機能のひとつです。

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音声データをオートマキシマイズする際には、そのデータの「オートマキシマイズ平均音量」が非常に重要になります。これを他の音声ファイル同士で揃えることで、聴感的に音量をそろえることができます。今回は色々なジャンルの音源のオートマキシマイズ平均音量を測定してみましたのでご紹介します(解析タブを使えば簡単に調べることができます)。

J-POPのオートマキシマイズ平均音量

まず、一番馴染み深いJ-POPの音量を測定してみました。90年代後半から最近の楽曲を選んで測定しました。

-10〜-13dB付近に集中しています。この後紹介するクラシックやジャズに比べてとても大きな音量で録音されています。このようなデータの音量をさらに稼ごうとすると音が歪んでしまうため、控えたほうが良いでしょう。

クラシックのオートマキシマイズ平均音量

続いてクラシックです。

-17〜-27dB程度とJ-POPと比べてとても低くなっています。クラシックではダイナミックレンジが広いものが多く、平均音量が低くなる傾向にあります。その結果、J-POPを聴いた後では音量が小さく聴こえてしまうことが多々あります。

ジャズのオートマキシマイズ平均音量

次はジャズです。

-17〜-21dB付近に集中しています。これはクラシックと同様にダイナミックレンジの広さが起因していると思われます。また、-12dB付近のものも見られます。これらは最近のクラブジャズ系の曲で、J-POPに劣らないような大きい音量で録音されているようです。

テクノのオートマキシマイズ平均音量

最後にテクノです。

-10〜-15dB付近に集中しています。だいたいJ-POPと同程度で、J-POPの曲と混ぜてもあまり気にならないと思われます。また、-20dB以下のも見受けられました。これらはだいぶ昔の音源で、ノーマライズされてない音源でした。

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