SoundEngine マーク機能で効果音素材の切り出し 【チュートリアル】


音素材作り

音声コンテンツを作成する際には音楽や会話、効果音などを録音し、加工することが多いと思います。録音した音声データをそのまま使おうとすると編集が大変ですが、予め使えそうな部分だけを切り出しておけば1つ1つの素材をSoundEngineで加工できますし、RadioLineなどのマルチトラック音声編集ソフトでも簡単に扱えるようになります。

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また、英会話のCDやポッドキャストから一部分だけを切り出し繰り返し聴くことで、英語上達の手助けになるかもしれません。

今回は録音した音声データから音素材を切り出す方法についてご紹介します。SoundEngineのマーク機能を使うと簡単に音素材を切り出すことができます。実例として次のような音声データを使います。(実際にはWAVEファイルを使用しています。)

sozai

このデータには単純に4つの音が順に録音されています。この4つの音を切り出してみたいと思います。

マークをつける

切り出したい部分をドラッグなどで選択し、マーク画面内で右クリックし、「選択範囲にマーク追加」を選択します。こうすると選択範囲の両端にマークが付けられます。

sel.png

同じ手順で4つの音を1つ1つ範囲選択してマークを付けていきます。今回の例ではマークの数は8つになります。

分割保存

マークを付け終わったら分割保存をしましょう。分割保存はマーク位置で区切って複数のファイルを作成してくれます。マーク画面内で右クリックし、「マークで分割保存」を選択します。

div.png

保存ダイアログが出てくるので名前を付け(今回の例では”se”)、保存ボタンを押します。
すると、”se00.wav”や”se01.wav”といったような、連番が付けられたファイルが複数作られます。

seq.png

1つ1つのファイルを再生して確認してみると分かりますが、”se00.wav”はデータの先頭から1番左のマーク位置まで、”se01.wav”は1番左のマークから2番目のマークまでの音声データが保存されます。つまり、画面左側のマーク間から順に番号が付けられて保存されていきます。

num.png

今回の例では”se01.wav”, “se03.wav”, “se05.wav”, “se07.wav”に切り出した音素材が保存されることになります。その他のファイルは不要なので消去すると良いでしょう。

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