突発性難聴について前に書いていたが、その後面倒臭くなって書くのをやめてしまったが、せっかくだし私自身の体験として思うところを書いておこうかなと。
ちなみに現在は、、、好調だ!
突発性難聴とは
突発性難聴は、読んで字のごとく突発性の難聴だ。原因も治療方法も謎だ。それもそのはず、この病名はおそらくまだ分類されていない「その他」の病気だからだろう。よくわからないもので似た症状をまとめてこう呼ぶことにしているだけなんではないだろうか。
検索してわかることは、とにかく早めに医者に行けってこと。で、医者に行ってわかるのは、すぐに治りそうでなければ(治るかどうかよくわかってないが)とりあえずステロイド系の薬を使いましょうってこと。あとは、ストレスを取りましょうという、はっきり言えば適当な治療方法である。まぁ、原因も治療方法もよくわかってなく、なんとなーく統計的に意味あるかも?みたいな治療方法だからしょうがない。
実際、早めに医者に行ったり色々やっても聴力が戻らないケースもあるとか。
突発性難聴になるとどうなる?
これは人それぞれ難聴の具合は違うだろう。ただ、難聴というぐらいだから聞きやすくなることはない。
私の場合は、ノイズが乗る・レベルが低くなる・音程がおかしくなる・フィルターがかかる・エコーがかかる・共鳴がかかる・ビリビリ鳴る(鼓膜がびりつく感じ)という聞こえ具合だった。(まるで、SoundEngineにある色々なエフェクトを適当に使ったかのような…)これにプラスして耳がこもった感じがするというのがある。
おそらく耳は音を聞き分けるというアクティブな機能だけではなく、環境を感じというパッシブな機能も含まれていると思われる。そのため、耳の中に水が入った時に感じるような不快感(耳がこもった感じ)も付加された。
正直一番ひどい時は、もう一生音楽を楽しめないのではないか、そんな感じの聞こえ具合だった。
突発性難聴が治った瞬間
私の場合は、だんだん悪くなりつつある症状から一転して治っていくような気がした瞬間があった。
それは炭酸飲料を飲んでいた時のこと、突然頭の中を空気が駆け抜けていくようなそんな感覚があって、そこからどんどん良くなっていった。
当時ものすごく首が凝っていたのを覚えている。もしかすると何かそこらへんで詰まり詰まった血流が一気に流れ始めた瞬間なのかもしれない。
ちなみにその当時、肩コリ・首コリを解消すれば突発性難聴もよくなるんじゃないかと思ってセブンイレブンで買ってみた本↓。わずか500円ばかしなので、ものの試して挑戦してみてほしい。私自身、成果はあったと思っている。
不調の原因を解消する本
とにかくそっからは日に日に良くなっていった。久々に音を楽しめるようになりつつあるその回復期はとても素晴らしかった。好きなEDMっぽい音楽を聞いたり、モノマネやお笑いを聞いて楽しんだり、せせらぎのような癒し系環境音を感じたり。思春期に、音楽に目覚めて聞く音聞く音が美しく感じるあの音へのときめきの時間をもう一度味わったのだった。そして1、2ヶ月程でほとんど聴覚レベルは正常値に戻った。
耳が正常に聞こえるということに感動できれば、すべてのどんな音も楽しむことできるのだ。
その後は?
その後は、たまに少し悪くなる時もあるが、なんだかんだその時のようなひどい状況にはなってない。
それでも、数度は耳がこもった感じの不快感が続く時や難聴ではなくめまいをすることがあった。めまいになる原因は、三半規管の不調であり、聴覚内にそれらが位置しているためで、突発性難聴と似たようなものだろう。
1日中ふらふらした時や1、2週間ぐらい寝たまま横になる姿勢をとるととくらくらするということがあった。こちらは難聴とはまた違って、ふらふらすると車などの乗り物に乗るのが危険になったり、乗り物酔いのような状態がして頭が痛くなったりと、普通に大変ではあった。
しかし、これらが私にとって問題解決の大きなヒントとなった。
原因や治療方法はこれだ!
ここから書くことはあくまで私の場合についてであって、万人に有効でなわけではないことを留意して欲しい。
まず原因。私の場合、このような耳の症状以外にも例えば目が痛くなったり頭が痛くなったり首や肩が痛くなることがある。首や肩についてはいわゆる肩凝りということだろう。しかもこれらはすべて右半身ばかりに発生する。
これらの関連性について耳鼻科の先生に何度か聞いてみたものの、関連性はわかりませんという答えが返ってきた。しかし、私は関連性があると感じる。
脳神経外科にも行ってみたが、神経や骨に異常は見られないし、首や肩や頭や耳に通じるような神経なりそんなものはないということだった。
しかしその後整形外科に行ってみたところ、首や肩が凝る原因が分かった。原因は、肩甲骨回りの筋肉の硬さから姿勢が悪くなりがちになり、それが重い頭を支えるための首肩の筋肉への大きな負担となって、首凝り肩凝りが発生し、それがひどい時には耳回りにも影響するというのだ。そして、決定的なこと。右側の肩甲骨回りの筋肉が左に比べより硬いということをお医者さんが診断したのだった。
これを聞いた時に何かすごく腑に落ちた気がしたのだ。私が悩んでいる病気というか症状的なものがすべてつながっていてそれが何か解決しそうなものとして目の前に転がってきたからだった。
それから色々そのあたりを柔らかくしそうな体操をしたり、ストレッチポールというのを買って柔軟したりしてるうちに、明らかに耳の調子も良くなってきた。今思えば、頭が痛くなるあれも、きっと三半規管の一時的不調による乗り物酔い的症状だったのだろう。
※ ストレッチポールというのは↓な感じのものです。
鉄人倶楽部(IRONMAN・CLUB) ピラティス ポール IMC-54 91cm 筋膜リリース ヨガポール 体幹 ストレッチローラー
そしてこう結論づける。つまり、突発性難聴の原因は肩甲骨周りの筋肉の硬さ。そこからくる姿勢の悪さなどから、首肩の筋肉、時には耳回りや頭周りの筋肉に負担をかけ、よって血流が不調となり、突発性難聴やめまいになる!謎は全て解けた。