GPUの向上が実は拍子抜け!?
あとは、ここの記事「Haswellは “失敗作” なのか? ‐炎上騒ぎに見るCPU性能の検証と考察」によると
CPUの演算性能そのものは若干の向上を見せたものの、CPUに統合されているGPUが全く奮わず、Ivy Bridge世代の統合GPUとほぼ同じか、わずかに低い性能となっていたのです。
宣伝文句ではかなりの向上を(特にGPUで)したと言われてたものですから、ベンチマーク比較の結果がイマイチというのに納得できない感じでしょうか。
別にゲームができるGPUは必要はないんでしょうけど、そこそこサクサクと動く&なるべくCPUに頼らなくていいものなっているとありがたいんですよね。
またここの記事では、Intel HD 4000番台と5000番台で性能がかなり違うので、失敗作ではないとしてますが、だったらCore i7という同じブランド名で出さない方がいいとは思うのですが、、、逆にブランドの乱用になって消費者は混乱しかねませんし。GPUがIrisかどうかまで確認しないといけないとは、、、
ちなみに、VAIO Proが4000番台でMacBook Airの方は5000番台のようです。
今後のIntel CPUについて思うこと
CPUに関して詳しくは知りませんが、携帯向けやスマートなデバイスへのアプローチがどうもIntelは甘いような気がします。(そこらへんAtomでやるはずなんでしょうけど、Atomのブランドイメージがとろすぎるという)
そして、イスラエルチームは成果を出すのにオレゴンチームは毎度なんか世の中の流れとはちょっとずれてるような気が、、、
あとはx86の宿命なのか何なのか知りませんが、性能向上がソフトウェアの力がないと難しくなってきているというのも現状でしょう。色々な種類の並列化は技術として出来上がってますし、IntelもParallel Studio等々も一生懸命押しているとは思います。
ただ、一般的なソフトウェア会社がソフトを速くしたという理由で収入が増えるというわけでもないでしょうから(逆に並列化の開発コストもありますし)、対応はCPU会社まかせ、消費電力を上げてがんばれってことになるんでしょうね。
もちろんサービスの会社のように、消費電力は自社が払うという形であれば、並列化も単にコストではなくなるのでしょうか。でもサーバーの並列化って、同時にいくつものリクエストを受け付けるのでそういう意味では最初から並列化されてますね、、、
さておき、VAIO ProしかりMacBook Airしかりその他Ultrabookしかり、ノートPCの重さはCPUの性能とは別でしょうから、やっぱりVAIO Pro欲しいかも。