デフレ脱却で、プログラマーの人月単価は、この現状(惨状)からどう推移するのか、、、 【雑感】



Computer Problems / CollegeDegrees360

首相や日銀の発言を聞いているとデフレ脱却に向けて本気だという感じがするし、市場も反応しているような気がする昨今です。

さてさて、このデフレの中でプログラマーの人月単価も下向きに推移してきましたけど、この先これがどうなるか。

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デフレを脱却するとマシになる?

デフレを脱却すれば投資は増えるだろうから、プログラミングの仕事も増えると思うし円安に振れていけば生産海外シフト・輸出低迷も逆回転する可能性があると思うから仕事は増えそうな気(→人月単価回復)もするんですけど、どうなんでしょうね。

ただ、デフレ脱却に対する抵抗もあるでしょうし、世界不況のあおりで需要不足で海外の人月単価が円安になっても高くならない可能性もありえるでしょうから、実際どの程度仕事が増えるのかは不明ですがいくらかはマシになるかもとでも考えておくのが良いのでしょうか、、、

総務省の資料による人月単価

ちなみに、2011年度のものらしいですが、調達に関する課題 「IT発注力」の向上について – 総務省の中で、人件費単価の確認(例)として、区分はよくわからないが、人月単価はシステムエンジニア1(84.2万円)、システムエンジニア2(74.0万円)、プログラマ(62.5万円)とのこと(技術者300人程度の企業に対する調査に基づくもの)。

中小零細企業の人月単価は?

技術者300人に満たない会社はどうなっているのか謎が残るところですが、これより悪いというのは簡単に想像はできますね。

探してみたところラフなひとこと: システム開発会社の人月単価と人月コストでは、最下層のシステム会社について書いてますが、人月単価は先程挙げたものの2/3〜3/4ぐらいなんでしょうか。

なかなか大変な世の中ですね。どんな惨状が繰り広げられているのか、、、2012年のシステム・ソフトウェア開発業者の倒産件数、過去最悪の水準で推移 | スラッシュドット・ジャパン デベロッパーあたりを見れば、なんとなくわかるかもしれません、、、

デフレのままだとヤバイ

ってな感じでエンジニア人月0円セールと、ござ先輩に見た未来 – 山本大@クロノスの日記なものを読んだのでちょっとこの先どうなるんだろうと思ったので、ここに雑感として記録してみたのでした。いい世の中になることを期待して。

それにしても、デフレ(デフレーション)とデスマ(デスマーチ)、、、何か似てる香りがするような。労働者(プログラマー)にしわ寄せがくるというところか?

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