ノイズゲートは、ノイズ(小さな音)をカットするエフェクターです。マイクで会話などを録音した時に声と声との間のノイズなどを取るのに役立ちます。
ヘルプカフェでの動画解説版は、「10. 演奏の合間に聴こえるノイズを消すには?~ノイズゲート (1:29) | SoundEngine #2 編集」です。
画面
音量メニューのノイズゲートを選択すると下のような画面が表示されます。
- スレッショルド
- この閾値より下のレベルの音をカットします。レベルメーターの白いラインを参考に設定してみて下さい。
- リリース
- すぐにカットするかゆっくりカットするかを設定します。音の余韻などをカットしたい時は小さく、滑らかにノイズゲートしたい時は大きめにとるとよいかもしれません。
- ステレオリンク
- ステレオ音声で左右のノイズゲートを独立して動作させるか連携して動作させるかを設定します。独立して動作させた方がノイズゲートがよく機能しますが、ステレオのバランスが崩れることがあります。
- 効果/原音
- ノイズゲートした音と原音との配合率を設定します。100%で不自然になる場合には値を下げて不自然さを軽減させるとよいでしょう。
- 音量
- 最終的な出力レベルを調整します。出力がレベルオーバーして歪んでしまう場合に下げて下さい。
ライブラリー
ライブラリーでは、よく使えそうなパラメーター設定をそろえています。
- ノイズゲート
- ノイズをカットする場合に有効的です。音声ファイルごとにスレッショルドを変えて調整するとよいでしょう。
- 強めのノイズゲート
- 強めにノイズをカットします。音声ファイルごとにスレッショルドを変えて調整するとよいでしょう。ドラムループなどにかけるとリリースが短い歯切れのよいものになるかもしれません。
- 標準
- 標準状態に設定します。
- 薄くノイズゲート
- 不自然にならない程度に薄くノイズゲートをかけます。
- 軽いノイズゲート
- 不自然にならない程度に軽くノイズゲートをかけます。薄くノイズゲートよりは強くかけます。