リバーブ(残響)


リバーブは、音に残響効果(空間を響き渡るような効果)を付加します。ボーカルやVocaloid、ギター、ピアノとどの音に使っても音に広がりや深みを与えられることで、一般的によく使われるエフェクターです。どのような空間を再現するかで、リバーブ時間などを設定するとよいでしょう。

ヘルプカフェでの動画解説版は、「28. 音に残響音を加えるには?~リバーブ1 (1:10) | SoundEngine #3 エフェクト29. 音に残響音を加えるには?~リバーブ2 (0:56) | SoundEngine #3 エフェクト
」です。

画面

画面上部の空間メニューのリバーヴからシンプルリバーヴを選択すると次のような画面が表示されます。

画面上部の空間メニューのリバーヴからリバーヴ(残響)を選択すると次のような画面が表示されます。

リバーブ(残響)
残響音の長さを設定します。短いと小さな部屋のような残響音に、長くするとホールや洞窟などの残響音のようになります。
LPF
残響音のローパス(高域カット)周波数を設定します。
HPF
残響音のハイパス(低域カット)周波数を設定します。
減衰傾度
残響音がフィルターで減衰していく速度を設定します。
広がり
残響音の広がり具合を設定します。
残響音量
残響音のレベルを設定します。
ディレイ(エコー)
付加するディレイ音の長さを設定します。
フィードバック
ディレイのフィードバック量を設定します。長いほど長いディレイを得ることができます。
ディレイ音量
ディレイ音のレベルを設定します。
音量
出力レベルを調整します。

ライブラリー

アンビエンス
部屋鳴りを再現しています。
エフェクティブス
リバーブとディレイを、普通では無い使い方をしたトリッキーな音色になります。楽曲がなんだか物足りないという時にポイントで使うと効果的です。
スタジアム
大きなスタジアムでの残響です。
ステレオ化
モノラルの音源を左右に広げてステレオ化します。
スプリング
ギターアンプなどに搭載されているスプリングリバーブを再現しています。
プレート
プレートリバーブを再現しています。ボーカルなどにどうぞ。
ホール
中くらいのホールでの残響です。
ルーム
練習スタジオのような小さな部屋の残響です。
大理石ホール
壁が大理石のような硬い材質で出来たホールの残響を再現しています。低音域があまり響かず、軽くて長い残響になります。
木壁ルーム
壁が木で出来た部屋の残響を再現しています。高音域はすぐに減衰し、暖かい響きになります。
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関連ページ:

  1. リバーブカット
  2. 空間メニュー
  3. ディレイ(エコー)
  4. サラウンド(位相・広がり調整)
  5. コーラス

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