オートマキシマイズは、聴覚的な音量レベルを検知し、設定した目標音量レベルに対して音量調整をするエフェクターです。例えば、1枚のCDに複数の曲を焼く場合に各トラック間のレベルをそろえたり、iPodなどのポータブルプレイヤーに入れる曲同士の音量をそろえたり、公開するラジオやビデオ・楽曲の音量を適正レベルに簡単に調整することができます。
ヘルプカフェでの動画解説版は、「09. ツマミ一つで音量調整。簡単で便利!~オートマキシマイズ (1:04) | SoundEngine #2 編集」です。
画面
音量メニューのオートマキシマイズを選択すると下のような画面が表示されます。
- オートマキシマイズ平均音量
- 情報欄に現在の音声ファイルの聴覚的な音量レベルが解析され表示されます。曲や音声などの全体的な音の大きさのようなものと考えてもらえればと思います。この値は、解析タブでも確認できます。
- レベル
- 目標音量レベルを設定できます(オートマキシマイズ平均音量に比べ大きくすると音量が上がり、小さくすると音量が下がります)。
ライブラリー
ライブラリーでは、このぐらいの値にするとそれっぽい音量レベルになるというものをそろえています。
- -10dB(ハードJ-POP)
- J-POPのCDよりも大きめの音量にします。
- -12dB(ノーマルJ-POP)
- J-POPのCD並みの音量にします。
- -13dB(ソフトJ-POP)
- J-POPのCDよりも少し小さめの音量にします。
- -15dB(ソフト)
- J-POPよりも小さい音量にします。
- -17dB(ジャズ)
- ジャズCD並みの音量にします。
- -20dB(オーケストラ)
- オーケストラ(クラシック)CD並みの音量にします
- -24dB(ピアノ)
- クラシックピアノ向けの音量にします。