新たにXP用ClearType(クリアタイプ)フォントが配布されていたので導入してみた。ちなみに、ClearTypeはXP以降で使用可能なフォント表示におけるアンチエイリアシング技術で、液晶画面などへテキストを表示する際にきれいに表示することができる技術である。今回はこれをダウンロードして導入してみた。
ダウンロード・インストール
Vista標準で付属していたClearTypeフォントの「メイリオ」だが今回XP用に公開されたので、それをダウンロードして導入してみた。こちらの「Japanese ClearType fonts for Windows XP – 日本語」というページでダウンロード可能である。
ダウンロードをするとデスクトップなどに「VistaFont_JPN.EXE」というファイルができる。これを起動して、表示される手順通りに進めていく。
最後に下のようなメッセージボックスがでるとフォントのインストールは完了
設定
このフォントをエクスプローラーなどで使用するためにはフォントの設定をするよう必要がある。デスクトップを右クリックしてプロパティを選択すると
画面のプロパティが表示される。ここで「詳細設定」を押して、「デザインの詳細」画面を表示させる。
デザインの詳細では、指定する部分というコンボボックスを変更しフォントが指定可能なものについてフォントを「メイリオ」に変更する。通常、アイコン、アクティブタイトルバー、パレットタイトル、ヒント、メッセージボックス、メニュー、選択項目、非アクティブタイトルバーというところでフォントは設定可能である。一括して全部変えるには、Windowsで使用されるフォントを一括して変更を参考にするとよい。
ちなみにフォントサイズはMS UI GothicやMS Pゴシックと比べ一回り大きくなってしまうのでサイズなども調整してもよいかもしれない。
設定を行うとデスクトップや
エクスプローラーのテキストがメイリオで表示される。
SoundEngineの画面のテキストは、デザインの詳細のアイコンのフォントを変更すると自動的に変更される。
IEで使用するにはIEのフォント設定から設定をする必要がある。
ClearTypeの調整
ClearTypeの調整は、IEから利用可能なOnline ClearType tunerとダウンロードして使用可能なClearType Tuner PowerToyからできる。よりきれいなテキスト表示を行いたい場合には調整などするとよいかもしれない。