インフレ時代に突入!?その時、プログラマーならではの資産とは(1) 【雑感】



Exchange Money Conversion to Foreign Currency / epSos.de

前にデフレ脱却でプログラマーの人月単価はどうなるか?について少し書いたのですが、多少見てくれた人もいたようなのでまたそれに関する話題に触れてみたいと。

で、今回はインフレ時代に突入した時にプログラマーならではの資産になるものとは何か?ということについて少し考えてみようかと。

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ところでBEI(ブレーク・イーブン・インフレ率)の推移というのがあって、どうやら市場の期待インフレ率がわかるようですが、それによると2013年の2月現在で1%を超えたようです。この数値は、10年後のインフレ率ということでインフレ目標2%/年にはまだ遠かったりはするのかもしれませんが、それでもアベノミクスの影響が少しずつと表れ始めているようではあります。

コンピュータは資産?

さてさて話を元に戻して、プログラマーと言えばコードを書いたりテストをしたりそんなを感じでコンピュータをイジって作業をして飯を食っているわけですから、当然コンピュータ自体が資産になるはずですが残念ながらあの有名なムーアの法則の前に資産としてはあまり価値がないかもしれません。性能のいいコンピュータがどんどんと安くなっていっていますから。また、価格もすでに落ちるところまで落ちてしまってますから、いつでも買える程度の物でしかないかもしれません。さすがに、インフレ時代であってもそのような世界的兆候は変わらないでしょう。

ソフトウェアは資産?

他にはソフトウェア構築などに必要な道具(ソフトウェア)などはどうでしょう?コンピュータさえあれば、開発環境はほぼ無料で揃えることができますから、それは全く資産になりません。もちろん、有料ツールで生産性を上げることはできるかもしれませんが、資産といよりはレバレッジ(梃子)みたいもんでしょうか。ここらへん、インフレ時代でもやっぱり同じですかね。これも世界的兆候でしょうから。

プログラミング言語の技能は資産?

では、プログラミング言語の技能はどうでしょう。もちろんこれがないとプログラマーはやっていけませんが、次々と学ばなくてはいけないことがでてきますし、換金化がなかなか難しいという問題があったりします。ここらへん人月単価が落ちている原因の一つだったりするかも知れませんが、プログラミング技能を使ってお金を稼ぐというのが地味に難しかったりします。(よくプログラマーを土方に例えられたりしますが、)町の中に工務店は沢山ありますが、それのソフトウェア版プログラマー版は、まぁないでしょう。直接一般人相手にプログラミングでお金を取るというのはほぼありえない話かと思います。そうなるとそれなりの規模の会社に所属または関係しないと仕事がありませんし(企業・政府の設備投資案件がほとんどではないでしょうか)。

すぐには思いつかない

インフレ時代には、どうなんでしょう設備投資が活発化して人月単価が上がるようなことになるかもしれませんが、結局プログラミングで仕事をするというのは時間労働なので、技能が資産といえるものなのかどうか難しいかもしれません。

という感じでちょっと考えただけではプログラマならではの資産は思いつきませんでしたので、次回もうちょっと深く考えてみたいなと。

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