ベイジアンネットワークで株価や為替の予想でもやってみようかな 【雑感】


私がかれこれ学生の頃、ベイジアンネットワークの研究をやっていました。当時これが何の役に立つのかわかりませんでしたが、コンピュータで統計処理を行う際の一つのアプローチなんだろうなんて思っていました。

グラフ

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さて、今思うと何故役に立つのかわからなかったかというと、統計処理なんでデータがないと何もできないからだったりするからなんですよね。適当な数値ならそこらへんに沢山あるのかもしれませんけど(関数でいくらでも作り出せるし)、社会的に意味のある数値・価値のある数値となるとなかなか手にすることが出来ませんでした。(無論、その時の私には何が社会的に価値があるものなのかさっぱり判別できなかったからでもありますが)

でも、まぁ価値があるっぽいデータなら今は簡単に手にできます。例えば、株価だったり為替レートだったりすごくお金に近い流動性の高い資産ですね。もちろんこっから計算された指数も取引の対象となってたりするので、直接的に価値はありますね。他にも、何らかの商品の価格、マーケットで利用される何らかの統計値など色々とあるでしょう。いみじくも今アベノミクスでデフレ脱却の元、株価や為替、債権は注目を浴びています。

ベイジアンネットワークの面白さ?は、ニューラルネットワークみたいな関数近似の世界とはやはり違って、信念と確率を使うところですね。信念はAとBは関係していること信じるというというすごく人間的な話ですが、確率はサイコロを振るのと同様やってみなきゃわからない世界でしょうか。不完全性定理で全知全能の神がいないことが証明されたようですが、ベイジアンネットワークではこれまで確立された知識・信念をベースに後は、サイコロを振ってみないとわからないなんて開き直っている感じがしてとてもいいんじゃないでしょうか。

もちろん予測・予想的にも使えますが、そもそも統計データから知識(信念)を発見するツールとしても使えます。AとBが関係あることを自動的に導きだすことです。知識発見は、マーケッティングなんかにも使える可能性はあります(が、データがないと何も発見できませんが、、、

そんなこんなで暇な時に、株価予想や為替予想をやってみようかなと思ったのですが、風説の流布になっては困りますので、予想に対する結果がでてから載せるスタイルにしようかと思います。なんで予想として価値は0ですが、、、あと、ニューラルネットワークみたいに関数近似ではないので、「いくら!」と予想するわけじゃありません。上がるか下がるかヨコヨコかその程度の予想になります。ちなみに、予測には昔私が作ったツールを使おうかと思います。(今のところ予測・予想機能はありませんが、、、

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