「暴落がビットコインの価値を作る!?」の続きで素人ながらビットコインの価値について考えてみたいなと。
ビットコインはバブルかバブルでないか?
資本主義は、バブルそのものではないでしょうか?ですから、「ビットコインがバブルだ」というのは、単に資本主義の一部だという程度の意味でしかないのではないでしょうか。
さて、通貨はベースになっているので価値が変わらないと考える人もいるかもしれませんが、物価指数でわかるように物とお金のバランスは絶えず動いています。物価というから物の価値だけが変わっていると思うかもしれませんが、お金の価値も絶えず動いています。(日銀さんがコントロールしているとおっしゃるのですから)
当然、為替レートを見て自国通貨と他国通貨の価値が絶えず動いているのはご存知の通りかと思います。
現在は、通貨バブル?流動性バブル?
今、日本も世界もGDPの成長率が落ちています。日本では20年来のデフレを克服できるかできないか境目にいるような状態です。デフレや低成長率は、おそらく通貨(とその裏付けになる国債)バブルではないでしょうか?
通貨自身がバブっているという表現はわかりにくいかもしれませんが、より流動性の高いものが価値を求められ、その共同幻想が広がる限り通貨を持ち続けることが利益になるということです。
なぜ流動性が高いものが求められるか、これはデジタルの世界で利用できるからというのが一つの理由かもしれません。デジタルの世界とアナログの世界では時間単位が全くことなります。人間が1回計算する間に、コンピュータは何億回も何兆回も計算することが可能です。そして、休むことなく24時間365日動き続けます。
アナログの世界でゆっくりと生きている方が人間は幸せかもしれません。でも、ビジネスはそんなことを置き去りにひたすらデジタルの世界・高速の世界に邁進しているのです。
ビットコインの決済速度は速い!?
さて、ビットコインはどうでしょう。たしかに、ビットコインの決済の承認に10分程かかりますが、流動性という意味でデジタルそのものですから、将来的に通貨よりも高くなるかもしれません。(社会的に認められれば)
地球の裏側にいようが空中や地下にいようが、インターネットが使える限り、10分で決済が可能です。(さらに最新の暗号通貨では30秒とかもでできるものもあるようです)
さらには、ビットコインの決済衛星を飛ばそうなんて考えている人もいるようですから、宇宙にまで広がって使えるものになるかもしれません。
ちなみに、クレジットカードならすぐ決済できるのでは?と思う人もいるかもしれませんが、クレジットカードは決済を肩代わりしているので実際に決済を行う(お金が動く)のは、クレジット明細書が発行される1ヶ月・2ヶ月後であることは誰でも知っていることでしょう。
また、海外に送金したことがある人ならわかりますが、平気で一週間かかりますとか言われたりそもそも送金手続きだけで1時間以上かかってしまいます。このデジタル時代に、、、窓口でハンコや通帳もって何十人もイライラしながら待つのは、疲れませんか?クールではないでしょう。