「アマゾンがいかに狂ってるか」という記事がはてぶで人気だけど、Amazonって投資の達人だなって思ったので簡単に感想を書いてみる。(ほぼ庶民の感想)
先ほどのブログで
アマゾンという会社が集めた金は、全て次の事業にぶち込まれ、ほぼほぼなにも残さない。
なんて書いているけど、ここがすごいところだと思う。私ども一般市民には、お金を得たとしてもそれをどう投資していいかってのが全く分からないからだ。
よく投資というと株を買うだ証券や信託を買うだって話がついて回るが、本当の投資ってのは事業規模・範囲を拡大するための設備なり技術なりにお金を使うことだろうと思う(場合によっては他社を買う、そこで株は出てくるが)のだが、これが早々に思いつかないって話。
こと日本に限っては、カネ余りのマイナス金利に至っている状態。そう、一流のビジネスマンでもなかなか投資ができてないのが経済指標としてもうかがえるのだ。
よくあるタイプの投資は、たまたま事業がうまくいったので全国展開・システマチックな工場化などなど、その程度だ。(その程度と書くとかなり失礼だが、黄金パターンみたいなところはあるんじゃないかと思う)
しかし技術者には金を出さないでお馴染みの日本では当然のごとく、特にソフトウェア技術への投資はわずかばかりだ。しかし、こと自分においてもお金があってもそれをどう投資していいかわからない。まして、プログラマーレベルでは、パソコンや便利ツールを買う程度のことしか思い浮かばない。
前に銀行さんがお金を貸したいとやってきたことがあった。しかし、結局借りたところで何に投資するかがなければ、それは全く意味のないお金になってしまう。ということで、断った。(銀行さんも銀行さんで、貸すことでコネクションを作りたいとかいう、それ意味あるん?状態。)
そう色々考えると、Amazonという大きな利益を、丸ごと投資していくってのは、ものすごい投資の達人としか思えなくなる。
もちろん、投資というのは何か目的があるからできるはずだ。より大きな利益のためなのか、より大きな社会貢献なのか、それとも世界征服なのか、それぞれ色々あることだろう。
しかし、逆に目標もなくただ漂っている今の日本もそれはそれで頭がおかしいのかもしれない。
投資を学ぶ機会がこの先あるのか、、、色々と目を光らせて生きていきたいものだ。(AmazonといえどもTry & Errorで色々な投資を行って、その投資技術を日々磨いていることだろうと思うので、やすやすと学ぶ機会など訪れないことだろうが)