「Kindle Fire HD 8.9買ったけど、配達待ちなんで動画アプリ導入の対策を練ってみる」の後、野良アプリなどを使って楽しんでいる昨今ですが、ミラーリングかサブディスプレイ化して動画を見ることはできないだろうかと思いAmazon Kindle StoreでiDisplayを購入してみました。
ちなみにAmazon Kindle Storeでは、iDisplayの他にも「Splashtop 2」や「PocketCloud Remote」もあったりします、今回紹介するものは、脱獄(root化)も野良アプリですら必要ありません。
アプリだと見れない動画がある?
ニコニコ動画の動画をアプリで見ていると途中で止まってしまったり早送りできなかったりする動画もありストレスがたまったりもする。
また、Flashを導入して野良ブラウザなどを導入しても、タブレットでは使いにくかったりしてなかなか満足いくものではなかったりする。
アプリだと動画選びが難しい
アプリを使っていると動画選びが難しいというか面倒くさい。ニコニコ動画やYouTubeでもそれなりに興味あるものを探すには、キーワードを入力したり関連動画などを探す必要があったりするが、タブレットではそれがスマートではないし、ウェブに比べアプリの開発が遅れている気がするので、そういう意味でも選びにくかったりする。
Bluetoothでキーボードつなげたりすれば多少は解決する点もあるけど、タブレットの利点を消すようで何か気が向かない。
iDisplayでPC画面をミラーリング
そんな時に思いついたのがPC画面をミラーリングしてしまえば、見るのはタブレット操作はPCでできるのは?と思った。ということで、iDisplayを購入しさっそくやってみた。
しかし、メインPCをミラーリングしてしまっては肝心のPCで作業が出来なくなってしまう。
リモートデスクトップ先のPC画面をiDisplayできない?
普段サーバー的に利用しているPCをリモートデスクトップで接続しそれをiDisplayでミラーリングできれば解決じゃないか?と思ってやってみたけど、iDisplayではリモートモードでの使用はできませんみたいなエラーが表示されたため断念。
Splashtop 2使ってやってみたところそれっぽいものはできたんだけど、画面が点滅したり、音と映像がズレまくったりと使い物にはならず。
MacBook Airでもやってみたけど、音の転送が出来なかったり、MacBook Airのファンがうるさかったり、作業PCから操作できなかったりとこれもイマイチ。
リモートデスクトップ先のPCで仮想PC(Windows 8)でiDisplay
ということで、リモートデスクトップ先のPCの仮想マシン使ってWindows 8を走らせその中でiDisplayによるミラーリングをすることで、上記の問題をすべて解決することができた。
ちなみに、音は仮想PCから出すこともできるしタブレットから出すこともできる。音と映像のズレをなるべく少なくしたい場合にはタブレットから出すとよい。(音としてはPCから出した方がいい音)
iDisplayの設定を動画向きの設定に
Kindle Fire HDのiDisplayの設定から解像度を960×600に。仮想PCの画面解像度も960×600に変更。解像度を上げれば綺麗になるが、フレームレートが落ちてしまうので、ここらへんで妥協。
仮想PC(Windows 8)のタスクトレイにあるiDisplay設定でCompressionをStreamingに。画質は悪くなるがフレームレートは上がる(と思う)。
仮想PC(Windows 8)では、ブラウザにIEを使用。Chromeは960×600だと動作せず。FireFoxでも同じようなことはできるけど、F11キー押しの全画面表示を使うと小さな画面を最大限利用することができる。
iDisplayアプリの詳細はコレ↓(PC画面で購入して、Kindleのアプリのクラウドからインストールできます)
iDisplay