‘Cassette Tape’ Still in the Dictionary / Mike Licht, NotionsCapital.com
曲豆さん
僕のおばあちゃんが亡くなって1年半が過ぎました。
人間というのは不思議なもので、絶対に忘れられないと思うような辛いことも楽しいことも、月日が経つうちに忘れていってしまいます。「大好きだったあの人の声も今ではおぼろげ」の気持ちがわかります。
そんなある日、おばあちゃんが入院中に大好きで聞いていた演歌の入ったカセットテープを整理していた叔母(おばあちゃんの娘)が「おばあちゃんの声を見つけた」と言って一本のテープを持ってきました。
どうやら、おばあちゃんが再生ボタンと録音ボタンを同時に押してしまい、その直後に看護婦さんが来てそのまま会話が録音されていたようです。
久々に聞いたおばあちゃんの声―。懐かしさがこみ上げてきて涙なしには聞けませんでした。
さて、一通り聞いたところで次にこれをどのように残しておくか?という話しになります。そのままでは、劣化していくだろうしカセットデッキがいつまで使えるかわかりません。
そこで、SoundEngineを使ってデータ化することにします。
使う機材ですが、SoundEngineがインストールされているパソコンとラインケーブル(ステレオミニプラグケーブルといって、パソコンのラインイン端子とカセットデッキのイヤフォン端子をつなぎます)にカセットデッキは、当然のように思いつくと思います。
しかし、これだけの機材だと録音はできるのですが、録音中の音が聞こえないのでちょっと困ってしまします。
そこで、これを準備してください!
「オーディオスプリッター」
これは、イヤフォン端子からの信号を二つの端子に分岐するもので、片方をパソコンとつなぎ、もう片方にイヤフォンを繋げれば音を聞きながら録音ができるようになります。
これで、無事にカセットテープのデジタル化も成功―。めでたしめでたしでした。
オーディオスプリッターはコレ↓
SANWA SUPPLY KB-IPSP オーディオスプリッター