画面
再生・録音中の音の周波数特性を連続表示します。縦軸が周波数(Hz)で横軸が時間になります。現在の音が一番右側に表示され時間が経つに従って左側に流れていきます。
周波数ごとにレベル(左右のスペクトルの和)が大きいほど赤く表示され、レベルが低いほど黒く表示されます(赤>黄>緑>青>黒の順)。通常62Hz〜16kHzまでを表示します。サンプリング周波数が32kHz以下の音声は、サンプリング周波数の1/2の周波数までが表示されます。
グラフィックイコライザーなどの音質メニュー内のエフェクト処理におけるパラメーター調整の参考にしたり、録音時のノイズの特性を見たりする場合に使用できます。
スペクトラムアナライザーに比べ正確なレベルは確認しにくいですが、時間変化による周波数成分の変化は逆に確認しやすいかと思います(歌声のビブラートを見たり、バスドラムのビートを見たり、ノイズのうねりぐあいをみたりなど)。
一例として、このようにフランジャーの効果を視覚的に確認することも可能です(ノイズにコーラスのフランジャーを使用)。