音に位相のずれた音をくわえ音の輪郭をはっきりさせ音を前にだします。レコーディングした音をアンサンブルの中に加えた時に、他のパートの音に埋もれてしまう場合に使用すると効果的です。特にボーカルで効果を発揮することが多いです。
ヘルプカフェでの動画解説版は、「11. 音が埋もれてしまう時は?~エンハンサー (1:05) | SoundEngine #3 エフェクト」です。
画面
画面上部の音質メニューからエンハンサーを選択すると次のような画面が表示されます。
- ディレイ(エコー)
- 効果の掛かった音のディレイタイムを設定します。
- HPF
- HPF(ハイパスフィルター)のカットオフ周波数を設定します。
- フィードバック
- ディレイの持続割合を設定します。
- 広がり
- 音の左右への広がり具合を設定します。
- 効果
- 効果が掛かった音の音量の調整をします。あまり強くすると音が細くなる場合があるので、ほどほどに上げるのがコツです。
- 音量
- 最終的出力音量レベルを調整します。
ライブラリー
- モノラルを広げる
- モノラルの音声ファイルに対して、擬似的にステレオ感を付加します。
- 不思議な空気感を付加
- 自然界には無いような、不思議な空気感を付加します。
- 標準
- 効果がほとんど掛からない状態のパラメーターに戻します。
- 輪郭をはっきりさせる
- 音のヌケを良くしてアンサンブルの中に埋もれなくします。エンハンサーとして最も最適な使い方かもしれません。
- 高域を広げる
- 高音域を中心に、広がりを出します。