マスタリングプロセッサー


自然な(音質劣化の負担が少ない)音質補正を行います。2Mix後のマスタリング工程などで使うとよいかもしれません。

mastering_processor_diagram.png

ヘルプカフェでの動画解説版は、「15. 音声の最終調整をしたい!~マスタリングプロセッサー1 (1:01) | SoundEngine #3 エフェクト16. 音声の最終調整をしたい!~マスタリングプロセッサー2 (1:03) | SoundEngine #3 エフェクト」です。

画面

画面上部の音質メニューからマスタリングプロセッサーを選択すると次のような画面が表示されます。

変化制限
音の変化を制限し、無理やり周波数特性に(高域が減衰するような)傾斜をつけます。そのため歪みが発生することがありますので注意して下さい。
質感
マイナス側にふると周波数特性に傾斜をつけます。直線的な傾斜をつけれるため低域と高域のバランスを直線的に変更したい場合に有効です。プラグ側にふると高域をなだらかなカーブでカットします。
低音カット
これ以下の周波数の音をカットします。DC成分の除去にも利用できます。
空気感
空気感を増幅します。超高域をなだらかに持ち上げます。
丸み
音に丸みを持たせます。変化制限と同様に周波数特性に(高域が減衰するような)傾斜をつけます。こちらの場合歪みを抑えるような効果を出します。
広がり
音像のステレオ感を調整します。位相チェッカーを見ながら調整すると視覚的に確認することができます。
効果/原音
マスタリングプロセッサーを掛けた音と原音との割合を設定します。100%にして不自然になる場合には、少し値を小さくすると良いです。
音量
最終的な出力レベルを調整します。レベルオーバーで歪む場合には適切に音量を調整して回避して下さい。

ライブラリー

10%サラウンド
ステレオ感を10%広げます。
イヤホン漏れ
イヤホンから漏れるような音を再現します。
クリアサウンド
音をクリアにします。
テープマスタリング
テープおこしなどの時に使えそうな音質補正です。
トークマスタリング
録音した会話などを調整する時に使えそうな音質補正です。
パワーサウンド
力のある音にします。
モノラル化
ステレオ音声を真ん中からしか聞こえないようにします。
ライトマスタリング
軽い音質補正を行います。
ラジカセサウンド
ラジカセで鳴らしたような音を再現します。
標準
特になんの調整もしないようなパラメーターにします。
空気感付加
音に空気感を付加しぬけのいい音にします。
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関連ページ:

  1. ハイジェネレーター
  2. 音質メニュー
  3. コンプレッサー(音量圧縮)
  4. ショートカットキー
  5. リミッター(音量制限)

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