前に、VistaでStereo Mix有効化の方法について書きましたが、そもそも録音デバイスにStereo Mix(ステレオミックス)やStereo Mixer(ステレオミキサー)が表示されない場合があります。このような場合ドライバがそれらに対応していないため、対応しているドライバを探して導入することになります。今回、私のマシンでもこのような症状が発生したため、ドライバを導入しそれを解決してみました。
初期状態
Windows Vistaを導入したところMicrosoftのHigh Definition Audio デバイスというドライバが導入され、スピーカー再生やマイク録音を行うことはできた。
ただし、無効なデバイスの表示をチェックしてもStereo MixやStereo Mixerは表示されなかった。
ドライバ
マシンに付属していた、DELL DRIVERS AND UTILITESというドライバ導入のためのディスクを使ってRealtecのドライバをインストールしてみた。
6.0.1.5678というバージョンのドライバが導入された。
Realtec High Definition Audioの導入により、ステレオミキサーというデバイスが追加され、Stereo Mix有効化の方法で使用することが可能になった。
このような現象は、DELLのノートパソコンなどSigmatel製のオーディオデバイスを装着しているマシンでよく起きるようだ(SigmaTel製オーディオデバイスのステレオミックス問題について)が、それ以外にもOSインストール直後など表示されない場合には今回のケースを参考にしてみるとよいかもしれない(対応するドライバは、付属CDやパソコンメーカー・チップセットのメーカーのWebサイトなど色々探す必要はあるが)。