APEファイル
今回はWindows Media PlayerでAPEファイルを再生する方法をご紹介します。必要なファイルのインストールが少々面倒ですが、一度入れればWindows Media Playerで手軽に再生できるようになります。
システム環境
今回使用したマシンのOSはWindows XP Pro SP 2, Windows Media Playerのバージョンは9.00.00.3349です。
DS Monkey Audio Filterをインストールする
今回はDS Monkey Audio Filterを利用する方法を紹介していきます。
ダウンロード
DSP-worxのサイトhttp://dsp-worx.de/index.php?n=7
からMONKEYSOURCE v1.00 INSTALLER.ZIPをダウンロードします。
インストール
zipファイルを解凍後、DSMonkeyAudioSourceSetup.exeを実行します。
ウィザードに従いライセンス規約の承諾、インストール場所を指定(デフォルトは”C:/Program Files/DS-Monkey Audio Source”)、インストールするコンポーネントを確認した後、インストールを開始します。
フィルタの登録
この時点ではAPEファイルを扱うことができません。最後にフィルタをシステムに登録する必要があります。インストールしたディレクトリへ移動し、register.batを実行します。
「成功しました」というダイアログが表示されればフィルタの登録は成功です。
なお、アンインストールするにはunregister.batを実行した後、Uninstall.exeを実行する必要があります。
Windows Media Playerで再生する
それでは早速Windows Media Playerで再生してみましょう。残念ながらドラッグアンドドロップでAPEファイルを開くことはできません。APEファイルとWindows Media Playerを関連付けするか、「ファイル」メニューの「開く」を選択してファイルを開きましょう。
メニューから開く場合には、ダイアログで「ファイルの種類」で「すべてのファイル」を選択すると、APEファイルが表示されるようになります。
初めてAPEファイルを開く場合は以下のようなダイアログが表示されますが、「はい」を選択します。その後、APEファイルが読み込まれ、再生が開始されます。
Playerで「プロパティ」を見ると、APEファイルを読み込めていることが確認できます。
他のAPE再生用Directshow Filter
DS Monkey Audio Filter以外にRadLight APE DirectShow Filterというものがあります。
http://www.free-codecs.com/download/RadLight_APE_DirectShow_Filter.htm
しかしながら、私達の環境ではフィルタを登録することができませんでした。system32ディレクトリに.axファイルが作成されるところは確認したのですが、APEファイルを読むことはできませんでした。
ピンバック: Vista/7 音声や動画で再生されている音を録音(1) サウンドプロパティ表示 | 豆知識