前回は、歌を録音しました。ここでは、ミックス(複数のトラックの音量や定位の調整)を行います。
12.エレメントの音量調整
何度かに分けて録音した場合、各エレメントの音量感違う場合があります。例えばこのように、黄土色の部分と水色の部分で録音した音量に違いがある場合があります。
![element_volume_diff.gif](https://soundengine.jp/backend/?plugin=ref&page=services%2Ftips%2F2007-07-04%2F4&src=element_volume_diff.gif)
この場合、青いエレメントをダブルクリック(もしくは、ホイールマウスの真ん中のボタン)を押してそのエレメントを選択します。次のように背景が黒くなると成功です。
![element_select.gif](https://soundengine.jp/backend/?plugin=ref&page=services%2Ftips%2F2007-07-04%2F4&src=element_select.gif)
この状態で、画面下の中央の音量のスライダーを操作することでこの選択エレメントだけ音量を変更することが可能です。
![element_volume.gif](https://soundengine.jp/backend/?plugin=ref&page=services%2Ftips%2F2007-07-04%2F4&src=element_volume.gif)
この結果、選択エレメントの波形も大きくなりそろいます。
![element_volume_up.gif](https://soundengine.jp/backend/?plugin=ref&page=services%2Ftips%2F2007-07-04%2F4&src=element_volume_up.gif)
13.トラックの音量調整
次に各トラックの音量を調整します。調整は、トラックバーの音量スライダーで行います。再生を行いながら調整するとよいでしょう。再生中は、各トラックの音量もレベルメーターに表示されるので参考になるかと思います。
![track_volume.gif](https://soundengine.jp/backend/?plugin=ref&page=services%2Ftips%2F2007-07-04%2F4&src=track_volume.gif)
また、このように範囲を選択しループボタンを押して同じ部分を聴きながら調整するという方法もあります。
![loop.gif](https://soundengine.jp/backend/?plugin=ref&page=services%2Ftips%2F2007-07-04%2F4&src=loop.gif)
ここで各トラックにエコーをかけることもできます。詳しくは、カラオケ風に歌や音声・メロディーにエコーをご覧下さい。
14.マスタートラックの音量調整
トラックの調整が終了したら、マスタートラック(ミックスされた音)の音量を調整します。左下のマスタートラックの音量を調整します。
![master_volume.gif](https://soundengine.jp/backend/?plugin=ref&page=services%2Ftips%2F2007-07-04%2F4&src=master_volume.gif)
右側のレベルメーターの一番右側がミックス後の音量を表示しています。
![master_lm.gif](https://soundengine.jp/backend/?plugin=ref&page=services%2Ftips%2F2007-07-04%2F4&src=master_lm.gif)
ミックス後の音量が0dBにならないようになるべくマスタートラックの音量を大きくするのがポイントです。0dBまであげるとクリップノイズが発生してしまいます。
最後に、ミックスダウンと仕上げを行います。
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