昔は、テープ作りのように好きな曲を連続してダビングすることでメドレーを作ることができました。今日では、iPodやiTunesなどのプレイヤーでプレイリストを作ることで似たようなことを実現できますが、もう少しこったメドレーやノンストップCDなどを作ろうと思った場合、プレイリストではなかなか作れません。
ということで今回は、曲と曲をつなげてメドレーを簡単に作成する方法を紹介します。使用するアプリケーションは、SoundEngine及びRadioLineです。
1.曲を用意
まずはメドレーでつなげる曲を用意します。RadioLineでメドレー作るのですが、このソフトで使用するにはWAVEファイルとして用意する必要があります。
もし曲がmp3やm4aなどの圧縮音声の場合、iTunesなどのソフトでWAVEファイルに変換して下さい。詳しくは、iTunesでWAVEに変換をご覧下さい。または、SoundEngineコマンドラインで対応可能なものであればそれを使うのも手です。詳しくは、SoundEngineコマンドラインの作り方をご覧下さい。
もし曲がMIDIなどの場合、再生しながらそれをSoundEngineなどで録音して下さい。詳しくは、SoundEngineでMIDIファイルを録音をご覧下さい。
今回はこのように3つ音声ファイルを用意してみました。
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2.一曲目を貼り付け
メドレーにする曲をWAVEファイルとして用意したらそれらを貼っていきます。まずは、一曲目を「音声トラック 1」に貼り付けます。
次のようにファイルをドラッグします。
マウスを動かして、音声トラック1の一番始めの上にもって行き、ファイルをドロップします。
ドロップされるとこのように音声ファイルが貼り付けられます。
3.カット
貼り付けた音声ファイルの一部分を使用したい場合(例えば一番のみを使いたい場合など)には、不要な部分をカットします。
まずはカットがしやすいように縮小ボタンを使って画面を縮小します。
次に、波形の上でダブルクリックもしくはホイールマウスの真ん中ボタンを押して波形(エレメント)を選択します。
マウスカーソルを波形の終わりの部分に持っていくとアイコンがこのよう(二本の縦線)に変わります。このようなアイコンの時クリックしてマウスを動かすと波形を短くすることができます。
例えば、2番をカットしたい場合には、後ろの部分を1番の終わりまで移動させます。再生しながら移動するとわかりやすいかもしれません。
4.フェードイン・アウト
中途半端な場所でカットした場合など、突然音楽が始まったり終わったりと不自然になりがちです。そこで、フェードイン(フェードアウト)を行ないます。
先ほどと同じようにまずは、波形(エレメント)を選択します。波形の左上に「I」という赤いボタンが表示されるのでこれをクリックしてマウスを移動させます。
するとフェードのラインが表示されます。再生してフェード具合を聞きながら長さを調整して下さい。
フェードラインの真ん中の四角いボタンをクリックしてマウスを移動させるとフェードカーブ(どのようにフェードするか)を変えられます。これも再生して確認しながら操作するとよいでしょう。
フェードアウトの場合も同様に波形の右上の「O」という赤いボタンから開始してフェードラインを作ることができます。
次に二曲目以降を貼り付けていきます。
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