メモリ(RAM)とは(1) ~ Windows エクスペリエンス インデックス 【用語解説】



RAM slots / jepoirrier

WIN SCORE SHARE【Windows エクスペリエンス インデックスの表示・共有・比較・再計測】」でグラフ化されているWindows エクスペリエンス インデックスのメモリ(RAM)についての解説です。

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一時的にデータを記憶しておく部分、それがメモリ

パソコンにはデータを一時的に保存しておく、メモリ(RAM)と呼ばれる部分があります。

データを保存というと、HDDやSSDといった保存装置と何が違うのか、と思う人がいるかもしれません。

メモリというのは、パソコンを起動しているときだけデータを保存しておき、パソコンを終了するとメモリに保存されているデータは消えてしまいます。

なんのためにそんなパーツが必要なのかというと、HDDやSSDというのはメモリ(RAM)と比較すると、とても遅いのです。

毎回、低速な保存装置からデータを呼び出していては、高速なプロセッサ(CPU)の性能を活かせませんので、作業中のデータをメモリ上に保存しておいてCPUが作業しやすくするわけです。

パソコン本体のHDDランプが点滅している時、処理が重たいと思ってことありませんか?それはHDDにあるデータにアクセスしているからです。

高速なメモリでスコアを上げよう

Windows エクスペリエンス インデックスでメモリ(RAM)の数字を上げるには、より高速で大容量のメモリと交換する必要があります。

メモリの性能を決めるのは大きく分けて「速度」と「容量」です。このあたりはHDDやSSDの場合と変わりません。

ただし、メモリはHDDやSSDと比べると速度は高速ですが、容量はとても小さくHDDやSSDの1/1000、1/100程度の大きさしかありません。

規格や大きさに注意して購入しよう!

少し前までメモリはずいぶん安くなっていたのですが、円安の影響でやや高くなっています。

メモリにも様々な規格がありますが、現在主流なのが、「DDR3 SDRAM」というものです。それよりも低速な「DDR2 SDRAM」もまだ見かけますが、「DDR SDRAM」はあまり見かけなくなりました。

メモリを交換する場合、どの規格を使えるかは、パソコンの基盤(マザーボード)によって違いますので注意してください。

容量は4GBや8GBといったものが主流です。特に大きなデータを扱う場合は、メモリの容量が大きいと快適です。4GB以上のメモリを扱うには、Windowsが64bitである必要があります。

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