486 CPU Upside-down / pasukaru76
「WIN SCORE SHARE【Windows エクスペリエンス インデックスの表示・共有・比較・再計測】」でグラフ化されているWindows エクスペリエンス インデックスのプロセッサについての解説です。
プロセッサはパソコンの頭脳!
プロセッサは通常CPUと呼ばれる、パソコンの頭脳です。
パソコンの速さを決めるもっとも重要なパーツで、これによってパソコンの処理速度が主に決まります。
Windows エクスペリエンス インデックスの向上にコア数が鍵!
Windows エクスペリエンス インデックスのプロセッサの項目は、プロセッサの処理能力の高さを測っています。
この数値を上げるには、プロセッサをより高性能なものに交換するか、高性能なプロセッサを搭載したパソコンに乗り換えるしかありません。
プロセッサはかつて周波数の高さをインテルとAMDという主要二社が競い合っていましたが、ずいぶん前からそれはなくなりました。
いろいろな背景があって、CPUの性能を上げるのが難しくなりつつあったため、現在の主流はマルチコアと呼ばれる、1つのプロセッサに複数のコアを搭載したものが主流となっています。
コアをふたつ搭載していればデュアルコア、4つであればクアッドコアと呼ばれています。処理能力は残念ながら単純に2倍、4倍とはなりませんがかなり向上します。
複数のコアを搭載していることによって、性能を極限まで引き上げることができるソフトウェアもありますが、それ以外のソフトでも恩恵を受けられます。
例えば音楽を聴きながらインターネットを楽しむ、動画を見ながらメールを書くなどといった複数の作業を同時に行うことがあるかと思います。そういった場合にコアが複数あれば処理が分散されるため、パソコンが重くならずに作業が快適に行えるというメリットもあります。
今後もインテルCPUが優勢かな?今後もAMDはコスパ
現代のプロセッサは単純に処理能力だけではなく、どれだけ消費電力を抑えられるかというのも注目されています。
かつてはどんどん電力消費が高くなり、その結果プロセッサの温度も100度を超えるなんてこともよくありました。これがマルチコアが登場した一因になっています。たかがプロセッサの消費電力ぐらい、と思うかもしれませんが、電気代もどんどん高くなっている現状では、バカになりません。
プロセッサを買い換えても電気代が下がったことによって十分に元が取れるというのはよくあります。
製品としては、インテルのプロセッサがだいぶ優勢に立っていて、AMDは苦戦を強いられているような状況です。総合的なスペックはインテル、AMDはコストパフォーマンスに優れるような感じです。