「WIN SCORE SHARE【Windows エクスペリエンス インデックスの表示・共有・比較・再計測】」で数値化されているWindows エクスペリエンス インデックス基本スコアについての解説です。
Windowsエクスペリエンスインデックスの基本スコアとは?
Windowsエクスペリエンスインデックスとは、Windowsシステムに搭載されたツールの一つです。このツールにより、使用するパソコンの性能を一定の計算式により評価し、インデックス化(指標で表示)したものです。計測する対象は、CPU・メモリ・グラフィックス・ゲーム用グラフィックス・ハードディスクです。「基本スコア」は、このうち一番低い数値です。
使用は、Windows7ならば、コントロールパネルの 「システムとセキュリティ」が表示されたら「 Windows エクスペリエンス インデックスの確認」より実行することができます。
WindowsVistaから搭載され、Windows8.1で表示されなくなりました。Windows8.1ではツール自体は残っているので、WIN SCORE SHAREを使ってそのツールを動作させることが可能です。
基本スコアを上げるには?
Windowsエクスペリエンスインデックスの基本スコアは、計測対象のサブスコアの平均値ではなく一番小さい値です。基本スコアを上げるには、一番小さい値から上げなくてはなりません。
例えば、「プライマリハードディスク:ディスクの転送速度」の値が一番小さいスコアなら、高速な転送を行うハードディスクに交換することで基本スコアを上げることが可能です。即ち、基本スコアを上げるには、パーツを交換・追加する以外に方法はないと言っても差支えはありません。