ベースに続き、ピアノの音にイコライザーをかけてみます。使用したのは下のようなピアノです。
なお、SoundEngineのグラフィックイコライザーの使い方についてはSoundEngineのグラフィックイコライザーをご覧ください。
メロディー部分を強調する
このピアノのメロディー部分を聴こえやすくしてみました。スペクトラムアナライザーで周波数スペクトルを見てみると200Hz付近の残響音が消えにくいようなので、この周波数帯の音量を下げ、鍵盤を叩いた瞬間の音を強調するために高域の音量を上げてみました。
このパラメーターでイコライザーをかけるSoundEngineスクリプトは以下の通りです。
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 |
[Graphic EQ] Param0=0 Param1=-1.0 Param2=-0.5 Param3=0 Param4=0 Param5=1.0 Param6=1.5 Param7=1.0 Param8=0 Param9=0 Option=ShowOnce |
メロディーがよりはっきりと分かるような音になったと思います。
メロディー部分を抑える
続いて上記とは真逆のセッティングにして、メロディーよりも響きを重視させてみました。
このパラメーターでイコライザーをかけるSoundEngineスクリプトは以下の通りです。
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 |
[Graphic EQ] Param0=0 Param1=1.0 Param2=0.5 Param3=0 Param4=0 Param5=-1.0 Param6=-1.5 Param7=-1.0 Param8=0 Param9=0 Option=ShowOnce |
この設定で先程メロディーを強調させた音に再度イコライザーをかけました。
メロディー部分が目立たなくなり、元のpiano_orig.wmaに近い音になったと思います。