前回はサウンドプロパティを表示し録音デバイスを表示するところまで説明しました。今回はStereo Mix(ステレオミックス)を録音デバイスに設定する手順を説明します。
3.無効なデバイスの表示
次の図のように、デバイスがない部分で右クリックを押すとメニューが表示されます。メニューから「無効なデバイスの表示」を選択します。
すると今まで表示されてなかったいくつかの項目が薄く現れます。
※ VistaでStereoMix(ステレオミックス)の追加(対応ドライバ導入)でも書きましたが、そもそもStereo MixやStereo Mixer(ステレオミキサー)が表示されない場合は、ドライバがそれに対応してない可能性があります。
4.Stereo Mixの有効化
プレイヤーなどから再生されている音を録音するには、録音デバイスにStreo Mix(場合によってカタカナでステレオミックスと表示されるかもしれません)を設定する必要があります。Stereo Mixの項目を右クリックするとメニューが表示されます。ここで「有効」を選択します。
5.Stereo Mixを選択
次にStreo Mixを選択し「規定値に設定」というボタンを押します。
これでデバイスの設定は終わりです。実際にプレイヤーなどから再生してみるとStereo Mixの右側のレベルメーターが動きデバイスが動作しているのがわかります。
6.SoundEngineで録音
SoundEngineで録音タブを選択し、プレイヤーから音を流してモニターすると右側のレベルメーターが動作します。
あとは、通常の録音と同じように録音開始してもらえれば録音ができます。もし、録音レベルの調整をしたい場合は、先ほどのサウンドプロパティのStereo Mixを右クリックして表示されるメニューから「プロパティ」を選択し、次の画面でレベルを調整できます。
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