SoundEngineを利用して、英語や中国語など外国語のリスニング学習に役立てている方々もいるようです。今回は、それを簡単にご紹介します。
素材を用意
まずリスニングの素材を用意します。リスニングの本や教材にCDが付いている場合も良くあるかと思います。
またウェブ上には教材にできる素材が沢山あります。例えば、Voice of Americaの英語ニュースサイトでは、ニュース記事とともにそれを英語で発音したmp3が置いております。このようなものを利用することで、リスニング音声とその英文のセットを利用できるようです(なお、SoundEngineはデフォルトでWAVEファイルしか読み込めませんので、前もってWaveファイルに変換しておくか音声ファイルを開くことができない場合あたりを参考にしてみて下さい)。
また、日本のニュースなどを英語で発音したものやPodcastなどで配信しているものなどもあるようです。色々と探してみると良いかもしれません。その他、PCで鳴ってる音を録音したい場合にはWindowsのミキサーの使い方やVista 音声や動画で再生されている音を録音などのTipsも役立つかもしれません。
ステレオミックス
再生リダイレクト
リスニング練習
SoundEngineでリスニング練習をする時に役立つものを紹介します。
リピート再生
同じ部分を何度も聞き返す場合に有効的です。選択範囲を選び、
ループ再生ボタンを押します。ループ中に選択範囲を変更することもできます。
速度を落としてリスニング
外国語が速すぎで何を言ってるのわからない場合スピードを遅くして聞き取りやすくすることができます。音程タブを開き、ライブラリーから「長さ125%(再生速度0.8倍)」を選び再生(ショートカットキーのスペースや演奏メニューの再生を選択)と多少ゆっくりした音声になります。
速度を上げてリスニング
外国語に慣れてきてさらにステップアップするためにスピードを速くして音声を聞くといこともできます。音程タブを開き、ライブラリーから「長さ75%(再生速度1.33倍)」を選ぶと多少すばやい音声になります。
速度を落とす場合を含め、任意に速度を変更したい場合、音程を変えずに速度変更を参考にして下さい。
音声以外をなるべくカット
素材にBGMが入っているものなど音声以外のものが一緒に入っている場合があります。音声以外をカットすることで聞き取りしやすくなる場合は、ボーカルカットの「ボーカルトリム」を使って音声だけを取り出す処理をすることもできます。
カットしてiPodやCDに
また、SoundEngineそのものでリスニング練習するのではなくiPodやCDに落としてリスニング練習する場合もあります。これだと通勤や通学の時、空いた時間にどこでも練習ができるようになるのではないでしょうか。
必要ではない部分を削除して、
オートマキシマイズをかけます。オートマキシマイズをかけることで自動的に聞きやすい音量レベルまで持っていってくれます。音楽を含まないようなものの場合、ライブラリーで「-15dB(ソフト)」あたりを選んで使用するとよいのではないでしょうか。
Waveファイルなどとして保存して、iTunesに持っていけばiPodに転送できますし、iTunesやWindows Media Playerを使えば簡単にCDに焼くこともできます。
また、その他の音声フォーマットに変換する場合は、iTunesでWAVEをm4a(AAC、Appleロスレス)やMP3に変換などを参考にやってみるとよいでしょう。