音楽と映像とがハイブリッドした作品を得意とするDaydreamachineのミュージックビデオ「tokio201203」を購入してみましたので簡単に紹介。
この作品はtokyoの今を少しかわった切り口から音楽とともに楽しむことができる作品でした。僕としては、大友克洋のAKIRAの世界のような印象を受けました(3.11以降の空気感が何となく近いというのもあるかもしれませんが)。また、HDRを多様に使っているというところもあるのでしょうか。鮮やかさとモノクロームが東京の今を表現しているように感じます。
東京という街は行ったことはもちろんありますが、そこで生活をしたことがない身にとってはとても新鮮でしたね。沢山の東京の街並みの写真が使われてはいるのですが、どれがどこなのかはわかりませんでした。もっとも生活している人でもわからないかもしれません。華やかなものばかりに目が行きがちな我々には、普段はそこに存在していても見えないものというものはあるかもしれません。そして、エフェクトなども多様して東京の古い現代の写真も織り交ぜながら、時代を疾走していくようなそんな作品でした。
ちなみに、音楽制作に使用した音源を搭載しているiOSアプリもDaydreamachineが開発しているようで、ダウンロードなどはこちらからできるようです。この作品のように、東京の街並みをみながら遊んでみてはいかがでしょうか。こちらで紹介させて頂きました。
iPhoneアプリLOOPMATIX HRでノリノリに作業するぜ！ | ペンギンプレス
Daydreamachineのwebページはこちらです。興味持った方はぜひ。この作品のプレビュークリップもありますので、ぜひ見て聞いて下さい。
http://www.sinewave.sakura.ne.jp/daydreamachine/