SoundEngine ボーカルカットでカラオケ用BGM作成 【チュートリアル】


SoundEngine ver.3.05からボーカルカットというエフェクト(一般的にはボーカルキャンセラーとかボーカル除去などとかいわれるかもしれません)が実装されました。ちょっとカラオケで遊んでみようかとか歌の練習でもしてみようかなどといった時に、ボーカルなしの音声ファイルを作ることができます。

なお、カラオケの上に歌を録音する場合やカラオケ風に歌や音声・メロディーにエコーをかける場合は、各Tipsを参考にしてみて下さい。

※ 合法的な範囲内で遊んで下さい。弊社では著作権などの問題の責任を負いかねます。

スポンサーリンク

1.ファイルの用意

SoundEngineを起動しボーカルカットしたい音声ファイルを開きます。音声ファイルを開くことができない場合はそちらのTipsを参考にしてみて下さい。

open_sound_file.gif
 

2.ボーカルカットを表示

ボーカルカットは、メニューのその他のボーカルカットにあります。

vocal_cut_menu.gif

メニューを選択するとこのような画面が表示されます。

vocal_cut_view.gif
 

3.ライブラリー選択

簡易的に機能を試すためにはライブラリーを使用します。このようにメニューを表示させて項目を選んで下さい。

library_menu.gif

例えば、女性ボーカルものなら「女性ボーカルカット(弱)」とか男性ボーカルものなら「男性ボーカルカット(弱)」などを選んでみて下さい。

4.プレビュー、バイパス

左下の「プレビュー」ボタンを押すと実際に効果を聞くことができます。また、再生したままライブラリーを変更したり、パラメーターを操作することができます。

preview_bypass.gif

元の音声からどのぐらいボーカルが除去されているか聞きたい場合にはその横の「バイパス」ボタンを押して下さい。押すと元の音だけが鳴りますので、ON/OFFをしながら比較してみて下さい。

5.処理開始

ライブラリーの選択やパラメーターの調整が完了したら処理を開始するために「OK」ボタンを押します(もし処理をしたくない場合は「キャンセル」ボタンを押します)。

ok_cancel.gif

また、選択範囲のみにボーカルキャンセルをかけたい場合は、かけたい範囲を選択し「選択範囲のみ」をチェックしてから「OK」ボタンを押します。例えば楽曲のサビ部分のみボーカルカットしたい場合などに有効的です。

only_selection.gif
 

6.保存

最期にツールバーの「保存」や「別名保存」などから音声ファイルに保存して完了です。

save_as.gif

ボーカルカットは、歌声が取れやすい楽曲取れにくい楽曲があります。また、パラメーターの調整の仕方によって大きく取れ方が変わってきます(パラメーター調整の手順は、ボーカルカットのパラメータ調整をご覧下さい)。ご了承下さい。

なお、このエフェクトの詳細は、ヘルプのボーカルカットを参考にして下さい。

スポンサーリンク
カテゴリー: チュートリアル   タグ: ,   この投稿のパーマリンク