Macで変換を行う場合はMac iTunesでWAVEをm4a(AAC, Appleロスレス)やMP3に変換をご覧ください。
今回はSoundEngineなど音声編集ソフトで作成したWAVEファイルをiTunesを用いてAACなどの圧縮ファイルに変換する方法をご紹介します。なお、SoundEngineで直接圧縮ファイルの読み書きを行うにはSoundEngineコマンドラインの作り方(1) 調べるを参考にしてください。
1.iTunesをインストールして起動する
http://www.apple.com/jp/itunes/download/ よりiTunesをダウンロードします。2012/08/22現在での最新バージョンは10.6.3.25です。
“iTunesSetup”を実行してウイザードに従いiTunesをインストールしてください。インストールには数分かかります。
インストール完了後、iTunesを起動してください。
2.iTunesを設定する
変換後のファイルフォーマットを設定します。「編集」メニューから「設定…」を選択します。
「詳細」タブを選択し、その中の「インポート」タグを選択します。そして「インポート方法」から変換したいフォーマットを選択してください。今回はAACを選択しました。
その後、OKボタンを押して設定ウインドウを閉じてください。
3.WAVEファイルを読み込む
次に変換したいWAVEファイルをiTunesで読み込みます。WAVEファイルをiTunesのウインドウにドラッグアンドドロップしてください。ファイルが読み込まれ、リストに加えられると同時に再生が開始されます。
4.AACファイルを変換する
読み込んだファイルを変換するにはiTunesのリストに表示されているファイルを右クリックして「選択項目を AAC に変換」を選択します。
左側のリストに「変換中」と表示され、選択すると処理状況が分かります。
しばらくすると変換が完了し、変換されたファイルがリストに追加されます。
5.変換したAACファイルを表示する
変換したAACファイルを別の場所にコピー・移動した場合はWindowsエクスプローラで開くことができます。変換時と同様に、リストに表示されているファイルを右クリックして「Windows エクスプローラで表示」を選択します。
するとAACファイルが入っているフォルダの中身が表示され、ファイルが選択されます。
ファイルにはm4aという拡張子が付けられており、AACに変換されていることが分かります。
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