光接続対応スピーカー
最近では割と手ごろにパソコンからデジタル出力してそのままスピーカーに音を入力することも可能になりました。私のシステムではMA-15DというRolandのスピーカーを使ってるのですが、パソコンのオーディオ出力から出して安物スピーカーで聞くのと比べて割と音がよいです。
どのぐらいよいか、これを表現するのは難しいですが、mp3などの圧縮音声とその元になるwavやcdなどを流すと違いがわかるぐらい音がよいという感じでしょうか(とくにステレオ感の違いがわかるかもしれません)。音がよいというのも抽象的なので、より忠実度が高いといったところなのでしょうか(伝送時の信号劣化がほとんどない)。
さて、若干このスピーカーについて説明すると定格出力は15W+15W=30Wと家で使うには十分な出力を持っていますし、またデジタル入力はオプティカル(光接続)とコアキシャル(ライン接続)両方に対応しているので割と使い勝手もよいかと思います。
その他、コンポやミニコンポなどのオーディオ家電にも光接続端子が付いている場合が多いと思いますのでそれらのスピーカーを利用することも可能です。
光出力対応オーディオデバイス
さて、デジタル入力が可能なスピーカーについてはちょっと説明しましたが、他に必要なものは何でしょう。パソコンによっては、光出力が最初からついているものがあります。私のもっているIBM Thinkpad X40にはついていませんので、光出力できるオーディオデバイス必要になります。
私の場合たまたま持っていたPCR-A30というのを使っています。これはUSBで接続できるオーディオ入出力可能なMIDIキーボードです。ただし、特にこのようなものを使わずにUSBの光デジタル入出力付きのオーディオデバイスを用意するだけでよいかと思います。例えば、YAMAHA USBオーディオインターフェース [UW10]とかCreative 外付けサウンドボード USB Sound Blaster Digital Music PX SBDMUPXなどでしょうか。
あとは、光ケーブルも必要ですね。これらを接続してあげれば、簡単にデジタルでスピーカーまで音を持ってきてそこから出力することが可能になります。
接続例
実際の私の例などを。先にあげたようにノートパソコンからUSB接続でつないだPCR-A30からさらに光ケーブルを接続してMA-15Dにつないでいます。
PCR-A30と光ケーブルはこのように、、、MA-15Dと光ケーブルも同様に挿します。
SoundEngineから実際に音を出す場合にはこれらのデバイスを指定してあげます。
Windowsの出力をこれにしたい場合はコントロールパネルからオーディオデバイスを変えてあげます(この場合はEDIROL PCR-Aというデバイス)。
また、ASIOに対応している場合はそのままASIO出力が可能になります。対応してない場合もASIO4ALLを使うことでASIOとして動作させることが出来ます。