SoundEngineに関するよくある質問と回答です。
前に変換したファイルが残っている場合
「前に変換したファイルが残っています。そのファイルを開きますか?」というメッセージが表示された場合、前にデコードした音声ファイルが作業フォルダのScvフォルダに残っていることを示します。「はい」を選択するとそのデコード済みのファイルを開き、「いいえ」を選択すると新たにデコードして開きます。
音声処理をもう一度やり直したい時、デコード処理を省略する目的でこのような問い合わせが行なわれます。
ディスクの空き容量が足りない
「ディスクの空き領域が足りません」というメッセージが表示され処理が実行されない場合、作業フォルダがあるディスクの空き容量が足りない場合があります。なお、作業フォルダ内のファイルは一時的に使用するだけのファイルなので使用後は消してもかまいません。
「変換できません。」というエラーが表示される
ファイルを開く時にこのようなメッセージが表示される場合、音声ファイルを開くことができない場合というTipsを参考にしてみて下さい。
メニューやツールバー、メッセージなどが英語
で表示される場合。設定フォルダ内のSoundEngine.iniに
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[Option] UserDefaultLangID=1041 |
というのを付け足してください(すでに[Option]タグがある場合は、その下部分にUserDefaultLangID=1041を記述するとよいでしょう。)
次のような英語エラーが表示される場合には、英語モードになっている可能性があります。
- Cannot open the file.It is a possibility of broken or not corresponding.
- The library name is empty.
- The command line script name is empty.
- Opening the working folder for the remaining file by illegal end?
- There is not enough memory available for this task. Quit one or more applications to increase available memory, and then try again.
- Do you save the modified content?
- Unavailable internet for getting products update information.
再生速度に関わらず、2倍または0.5倍などで再生される
メニューの「編集」の「外部ファイルで編集」、または既にファイルを開いている 状態で他のファイルをドラッグ&ドロップする際に、2つのファイルの サンプリング周波数が異なる場合に発生します。予めサンプリング周波数を揃えてください。
録音時に音飛びする
ハードウェアの処理能力が不足している場合に発生することがあります。CPU使用率が足りているかハードディスク容量が足りているか空きメモリがあるかチェックして下さい。
簡単な対策としては、常駐アプリケーション(ウイルスチェックソフトなど)を含む他のアプリケーションを終了する・ハードディスクのデフラグを行うことである程度の改善が期待できます。
ダウンロードしたが解凍できない
解凍に使用するアプリケーションのバージョンが古い場合に発生することが あります。 ご使用のアプリケーションの最新版をご確認いただくか、解凍に使用する アプリケーションを変更してください。
現在ZIPファイルで配布しておりますので、Windows XPの方は特になにもしないでも解凍(中身を取り出すこと)できるでしょう。
ファイル構成がよく分からない
ファイル構成を若干変更しました。これは、GDIPLUS.DLLが必要になったことに伴うものです。Windows XPでは問題ありませんが、それより前のOSではGDIPLUS.DLLが必要です。DLLなどについて詳しく知らないユーザーにとってDLLを取ってきてそれを配置するのも大変ですので、ない場合自動的にダウンロードできるようSoundEngine.exeにラッパをかませることでそれを実現してます。
詳しくは、ファイル配置仕様を確認して下さい。
ヴィジュアルの動作が重たい
ヴィジュアル(スペクトラムアナライザー、位相チェッカー)はデフォルトで半透明化スイッチがONになっているため、グラフィックが遅いマシンなどでは動作が重たくなる場合があります。ヴィジュアルの上で右クリックを押してコンテキストメニューを表示し、半透明化のチェックをはずして下さい。
再生・録音できない
再生ボタン録音ボタンを押した時に、「システムにドライバがインストールされていません。」というエラーが表示される場合、再生デバイスに正しいデバイス名が設定されているか確認して下さい。また、設定されているデバイスが取り外されていないか、ドライバーが正しいか(サウンドとオーディオ デバイスのプロパティ 音の再生に表示されるか)確認して下さい。
また、「指定された形式がサポートされないか、または変換できません。サポートされる形式を判断するには、Capabilities 機能を使用してください。」や「MMSYSTEM032 指定された形式はサポートされていないか、解析できませんでした。 Capabilities 関数を使ってサポートされている形式を調べてください。」や「この機能はサポートされません。ドライバがサポートする機能とメッセージを判断するには、Capabilities 機能を使用してください。」というエラーが表示される場合、再生及び録音デバイスが指定したフォーマットが対応していない可能性があります。
違うデバイスがあればそれを指定(再生、録音)するか、フォーマットを変更するかなどして下さい。
録音時に「録音用にファイルを作ることができませんでした。」と出る場合、録音フォルダのパスをチェックして下さい。また、すでに録音済みのファイルとファイル名が重ならないよう録音タブで録音ファイル名を設定して下さい。
また、「MMSYSTEM008この関数はサポートされていません。Capabilities関数を使って、ドライバがサポートしているものを調べてください。」ようなエラーが出る場合、同時に音声デバイス1つ以上使用できないタイプ(MIDIなども含む)の物である可能性があります。再起動・再インストールなどで直る場合があるようです。
上書き保存ができない
上書きして保存する場合に「上書き保存ができません。」というエラーが表示される場合、上書きするファイルが読み取り専用になっていないか確認して下さい(ファイルのプロパティの全般の属性の読み取り専用にチェックが入ってないことを)。
それでも上書き保存できない場合や「保存中にエラーが発生しました。」というエラーが表示される場合、他のアプリケーションからそのwavファイルが開かれていないか確認してみて下さい。
更新情報が表示されない
更新情報は、現在のバージョンよりも新しいバージョンが確認された時にだけ表示されます。
更新情報の取得に失敗する
「更新情報の取得に失敗しました。」というエラーが出る場合、インターネットにつながっていないか、何らかのネットワーク障害などで更新情報が取得できなかったことが考えられます。
更新情報取得のON/OFFは設定メニューを参考に、更新情報については再生タブを参考にして下さい。
不正終了した場合
に前回処理中だったファイルを開くことが可能です。不正終了後にSoundEngineを再起動すると、「不正終了により残っているファイルのために作業ディレクトリを開きますか?」というエラーが表示されるので、「はい」を選ぶとそのファイルが入った処理フォルダがエクスプローラーで表示されます。
波形がうまく描画されない
再度同じwaveファイルを開いた時などに「無題のファイル の末尾以降にアクセスしようとしました。」というようなエラーが出る時があります。これは、描画キャッシュが壊れているためにエラーが表示されている可能性があります。フォルダタブから設定フォルダをエクスプローラーで表示しSoundEngineを一度閉じてからその中の「Svc」フォルダを削除してもう一度起動して見て下さい。