UMAX Pulsar DDR2-800 2GBx2 / yoppy
「WIN SCORE SHARE【Windows エクスペリエンス インデックスの表示・共有・比較・再計測】」でグラフ化されているWindows エクスペリエンス インデックスのメモリ(RAM)についての解説です。
ディスクの欠点を補うのがメモリ!
メモリ(RAM)とはなんでしょうか。まず始めにRAMに関して理解しておくと分かりやすいと思います。
RAMとはつまり、Random Access Memory(ランダム アクセス メモリー)です。ランダムにアクセス出来る記憶装置という意味です。
記憶装置という意味では、普段皆さんがよく使うハードディスクと同じです。
違う点は、データの読み書きを電気的に行うため、読み書きする位置に関係なくどれも等しく高速に行えるということです。
逆にハードディスクでは、磁性体の円盤に順番にデータを格納します。読み書きする位置によってその速度は変わりますし、ランダムに読み書きしようものなら、ピックアップを激しく動かす必要があり非常に読み書きが遅くなります。
さて、パソコンでデータを処理する時に、一時的にその処理しているデータをメモリ(RAM)に呼び出して作業をします。
このRAMの欠点は、記録の定着が出来ない事です。パソコンの電源を切るとデータが消えてしまうのです。そのため、長く保存しておきたいデータは外部記憶装置(ハードディスクやSSD)に記憶します。
そう、大雑把に言うとパソコンとは外部記憶装置にデータを保存し、そのデータを使用したいときには読み書きの早いメモリ(RAM)に一時的に呼び出してそこで処理をして、処理が終わるとまた外部記憶装置に書き込むという機械だったのです。
また、RAM自体の価格が高いため、一つのパソコンに多くの容量のメモリ(RAM)を積むことが出来ません。
高速なメモリでスコアを上げる!ただし、対応しているものしか使えない
メモリ(RAM)のスコアを上げるには、高速なメモリを使用するに限りますが、コンピュータに応じて対応しているメモリが限られているため、対応している最高速のメモリに取り換えても、大きくスコアが上がらないこともあります。
より大きくスコアを上げるには、高速なメモリが対応しているマザーボードを選ぶという根本的な解決方法が必要な場合もあります。
また、ノートパソコンの場合マザーボードを取り換えること自体そもそもできませんが、最近ではメモリ交換ができないノートパソコンも珍しくありませんので、最初から高速なメモリを積んでいるものを選ぶ必要があります。
他の方のWindows エクスペリエンス インデックスを参考にパソコンを選んでみるといいかもしれません。
最近では8GB以上を積んだPCも
最近はこのメモリ(RAM)の容量がかなり増えてきています。
昔は256MBなどという時代もありましたが、現在では8~12GBも珍しくなくなってきました。
パソコンのスペック向上の流れは速いもので、どんどんよくなっています。将来は、どんどん大きな容量のメモリ(RAM)が増えてくるのではないでしょうか。
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