前回まででMP3の技術についてや、iTunesを使ってWAVファイルをMP3ファイルに変換する方法や他の変換ソフトを解説しました。
今回は再生するソフトについて解説します。
MP3を再生できるソフト
再生できるソフトウェアは非常にたくさんあります。インターネットで検索する場合には「MP3 再生」などで検索すると良いでしょう。
ここではその中からいくつかだけですがご紹介します。
iTunes
Windows、Mac両対応。
変換の解説ではこれを使ったので、もちろんご存知ですね。
Windows Media Player
Windows専用。
こちらは変換ソフトの紹介で書きましたし、なによりOS標準ソフトなので、Windowsをお使いなら馴染み深いですね。
foobar2000
Windows対応。
MP3やAAC、OGG、FLAC、WMAなど、非常に多くのオーディオ圧縮形式に対応しているプレーヤーソフトです。
iTunes、Windows Media Playerと同様に、CDの読み込みもできます。
「foobar2000 Free Encoder Pack」というファイルを導入することで、オーディオ形式の変換も出来るようになります。
ユーザーによるおすすめポイント!
- iTunesが少々使いにくかったので、それに変わるプレーヤーを探していたのが最初です。その点から、まずiPodとの同期ができるところが良いです。(別途コンポーネントが必要です。) 転送も早いし、使いやすさも気に入っています。
- カスタマイズの自由度が高いです。UIのデザインも自由に変更できますし、外部コンポーネントを導入して音質を色々と弄る事ができます。ただし、少々ハードルが高いかもしれません。自分もまだ分からない所が多いです。
- 起動も他のプレーヤーと比べても比較的軽いと思います。
- 音質はクリアな感じがします。高音が良く伸びて、透明感がある感じですね。少しドンシャリ気味な感じもしますので、この辺は好き嫌いがあるかも知れませんが、個人的にはいいと思います。
Video LAN
Windows、Mac両対応。
名称から想像がつく通り、本来は動画再生用のソフトウェアですが、MP3や他のオーディオ圧縮形式にも対応しているので、非常に便利です。変換も出来るようです。
Irfan View
Windowsのみ。
本来は画像表示ソフトですが、音声や動画も再生出来ます。これもVideo LANと同じくらい便利ですね。
AIMP
Windowsのみ対応。
ロシア発のフリーソフトウェアです。
ユーザーによるおすすめポイント!
- 一番気に入っている所は見た目のデザインがカッコよく、操作性もシンプルで分かりやすいという点です。音程を変えたり、スピードを変えたりなどの操作性も分かりやすくて良いです。そして、他のミュージックプレイヤーと比較して音質が良い点も気に入っています。今まで、様々なソフトを入れてきましたが一番音質が良かったのがAIMPでした。しかも、特定の周波数の音を強くするなどの機能性も高いので今では音楽を聞くときはAIMP一択です。
画像編集ソフトの「GIMP」に名称が似ていますね。かなり意識しているのか、または何か関係があるのでしょうか。
GOM Player
Windowsのみ対応。
結構有名なビデオにも対応したメディアプレーヤーです。かなり多くのファイル形式に対応しています。
動画的にはスロー再生や、第1第2音声切り替え、画質の調整など誰でも簡単に出来ます。
ユーザーによるおすすめポイント!
- VLCメディアプレイヤーのような、ストリーミング視聴などができると尚よいと思いますが今でも十分に使えます。パソコン初心者なら、いじっているうちにいろんなパソコンの知識がついてくると思います。コーデックという言葉をはじめて知ったのはGOM Playerの使い方を調べていた時でしたし、色々と勉強になりますので、誰にでもおすすめできると思います。
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